7月19日 ~ 8月1日 までに福岡で公開される作品から、福岡映画部がオススメする注目作品7本を一挙ご紹介!
7 / 19 ~ 僕はイエス様が嫌い
弱冠22歳の奥山大志監督の初長編作品。数々の国際映画祭で賞を獲得し、すでに海外でも劇場公開が決まっているという話題作です。祖母と暮らすために田舎のミッション系の小学校に転校した主人公が出会ったのは、新たな友人と、いままでの生活にはなかった「 信仰 」という存在。監督の実母がフードコーディネーターになったという食卓シーンにも注目です。
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7 / 19 ~ チャイルド・プレイ
1988年の公開以降、続編6本が製作された「 チャイルド・プレイ 」の最新作。殺人人形 ” チャッキー ” がアップデートされました。88年版では電池式のおしゃべり殺人人形でしたが、今作では音声認識やセンサー付きカメラなど高性能が備わるハイテク殺人人形として生まれ変わりました。新機能を搭載したチャッキーが、次はどんな恐怖を味わわせてくれるのかワクワクしますね。メガホンを取ったのは、後述する『 ポラロイド 』のラース・クレヴバーグ監督。チャッキーの声を演じるのは『 スター・ウォーズ 』シリーズではルーク・スカイウォーカー役でお馴染み、マーク・ハミルです。
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T・ジョイ博多
ユナイテッド・シネマキャナルシティ13
ユナイテッド・シネマ福岡ももち
福岡中洲大洋
シネプレックス小倉
小倉コロナシネマワールド
T・ジョイ久留米
ユナイテッド・シネマなかま16
イオンシネマ筑紫野
TOHOシネマズ直方
TOHOシネマズ福津
イオンシネマ福岡
ユナイテッド・シネマトリアス久山
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7 / 20 ~ 家族にサルーテ! イスキア島は大騒動
本国イタリアで150万人を動員したコメディ。世界でも人気のリゾート地であるイスキア島に、結婚50周年を迎える主人公夫婦のために、親戚一同総勢19名が大集合。楽しく過ごすはずの3日間に、ひとつ、またひとつと事件が発生。ドミノ倒しのように次々と巻き起こるトラブルに、家族の本音と秘密があらわになっていきます。家族や親戚だからこそ理解しあえることもあれば、許せないこともある。複雑だけど、きっと……愛?物語の着地が気になるところです。
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7 / 26 ~ よこがお
深田晃司監督最新作。前作「 淵に立つ 」では、運命のままならなさを絞り出すように描き出し、第69回カンヌ国際映画祭「 ある視点 」部門審査委員賞を受賞。同作で女優として数々の映画賞に輝いた筒井真理子との再タッグで挑むのは、ある事件をきっかけに二つの異なる” よこがお “を持つようになってしまった女のヒューマンサスペンス。閉じて、開ける。伏せて、ゆらす。瞼の動きひとつで、物語もひとつ前に進めてしまう。彼女の繊細な演技は必見です。
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7 / 26 ~ ポラロイド
被写体になれば死ぬ。そんなヴィンテージのポラロイドカメラを手にしてしまったことで死の連鎖に巻き込まれてしまった高校生たち。修正のきくデジタルカメラと違い、撮った写真がそのまますぐに現像される” 逃れられない “ポラロイドカメラがキラーアイテムとなったホラー作品です。監督は本作が長篇&ハリウッドデビュー作となる、ラース・クレヴバーグ。監督としてのキャリアは始まったばかりにも関わらず、なんと前述のリブート版「 チャイルドプレイ 」の監督に抜擢された注目株です。( もちろん日本限定ですが )公式コラボに林家ぺー&パー子のお二人を指名するこの感じも、好きです。
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7 / 27 ~ 8 / 2 イメージの本
「 勝手にしやがれ 」「 気狂いピエロ 」などの名作を世に送り出してきた巨匠・ジャン=リュック・ゴダールから、最新作の到着です。絵画・映画・文章・音楽のコラージュに加え、監督自らのナレーションで語られるのは、世界ではびこる暴力・支配・不和への怒り。しかし、予告映像では次のようにも語られます。「 1つの世紀が次の世紀の中へ溶けていくとき 旧来の“ 生き抜く術 ”は新しいものに作り変えられる それを我々は芸術と呼んでいる 」。この言葉に込められた未来への希望のようなものを、私たちは見逃してはならない。そんな気がしています。1週間限定公開ですので、どうぞお早めに。
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7 / 27 ~ クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代
没後100年経っても人々を魅了し続けるウィーンの画家、クリムトと弟子のエゴン・シーレ。代表作に『接吻』(クリムト)、『死と乙女』(エゴン・シーレ)などがあり、人間の不安や恐れ、エロスをそれまでの絵画とは違う手法で描きました。封建的だった社会の衰退とともに革新的な文化が生み出された19世紀末ウィーン。彼らが生きた時代を感じることのできるドキュメンタリー映画です。読み応えある公式ページも要チェック。ちなみに、7/23からは愛知県・豊田市美術館でクリムト作品の巡回展示が行われます。詳しくは「 クリムト展 ウィーンと日本 1900 」にて。
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番外編
7 / 19 ~ 8 / 14 T・ジョイ博多にて【毎日オールナイト】開催!
2015年から始まった、Tジョイ博多での「 毎日オールナイト 」が今年も7月19日 ~ 8月14日まで開催されます!通常だと週末限定2時台までのナイトショー営業が最も遅い上映時間帯ですが、期間中は毎日オールナイト営業。さらに、時間帯も0時台~5時台までと拡大し、朝から朝まで映画館で過ごせるようになりました。仕事帰りや休みの前日に、ゆっくり劇場で映画を楽しめます。映画館を出てから見る白んだ空も、ひと夏の思い出になりそうです。
※なお、福岡県青少年健全育成条例により18歳未満の方は上映終了が23時を過ぎる上映には保護者同伴でも入場できません。上映時間にお気を付けください。
以上、7月19日 〜 8月1日までに福岡で公開される作品から、福岡映画部がオススメする7本をご紹介しました。次の注目作品は、8月1日ごろ更新を予定していますので、どうぞお楽しみに!