5月第1〜3週までに福岡で公開される作品から、福岡映画部がオススメする注目作品10本を一挙ご紹介!
5/3〜 ドント・ウォーリー
ガス・ヴァンサント監督に主演ホアキン・フェニックス、ダメ押しのルーニー・マーラまで詰め込まれたら、これはもう、クレジットだけでウォッチ決定の一本。誰でも楽しめるハートフル人間ドラマの予感に、持参するハンカチは厚めを。ホアキン・フェニックスは、今秋に『JOKER(ジョーカー)』も公開予定。過去主演作『ザ・マスター』あたりと合わせ、その変幻自在っぷりを楽しむのもおすすめ。
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5/3〜 名探偵ピカチュウ
名探偵といえば『コナン』。ライアン・レイノルズといえば『デッドプール』。ポケモン映画といえば『ミュウツーの逆襲』。そんな固定概念をぐるりとひっくり返しつつ、劇場を出る頃には、「やっぱりピカチュウは可愛かった。」と言わしめる。そんな期待を込めて。
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TOHOシネマズ天神・ソラリア館
ユナイテッド・シネマキャナルシティ13
T・ジョイ博多
ユナイテッド・シネマ福岡ももち
シネプレックス小倉
T・ジョイリバーウォーク北九州
小倉コロナワールド
イオンシネマ戸畑
T・ジョイ久留米
イオンシネマ大野城
ユナイテッド・シネマなかま16
TOHOシネマズ福津
TOHOシネマズ直方
ユナイテッド・シネマトリアス久山
イオンシネマ福岡
セントラルシネマ大牟田
イオンシネマ筑紫野
5/4〜 マックイーン モードの反逆児
こちら鑑賞後リコメンド。孤独と苦悩と執念が3点支柱となり、情熱のエネルギーによって押し上げ生み出された作品は、作り手本人をも圧倒する。しかし果たしてそれは幸福か、否か。生きる命を何に燃やすのか。ぜひ、お一人で。劇場で。
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5/10〜 ザ・バニシング
レクター博士は好きですか?
私は、大好きです。映像美と共に描かれる狂気ほど、恐ろしく、そして美しいものはこの世に存在しないと信じております。大丈夫、サイコパスではありません。スクリーン外というセーフティーゾーンで、自身の理解の範疇を超えた存在に震える102分を。
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5/11〜 希望の灯り
こちら、『パターソン』『心と体と』あたりと似通った香りを感じています。役者陣も『ありがとう、トニ・エルドマン』『ハッピーエンド』あたりからあの方々ですから、きっと旨味成分もたっぷり。トポトポと注がれるワインの如く耳心地良く響く言語と、粋な字幕のマリアージュに静かな身震いも感じたい。そしてどうか、予告映像で使われた素晴らしき音楽たちと、本編で無事再会できますように。
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5/14のみ シークレット・チルドレン禁じられた力
ティモシー・シャラメ主演。以上。
これだけでも劇場が埋まってしまいそうな彼の青春SFスリラー。配給会社GAGA運営の「青山シアター」が主催する映画祭「未体験ゾーンの映画たち」からの一作。様々な理由で、日本での劇場公開が見送られた傑作・怪作を上映する映画ファン垂涎の同映画祭。本作に福岡でお目にかかれるのはこの機会だけかも。しかも、なんとこの記事がUPされる今日、レイトショー1回限りの上映。ギリギリでごめんなさい!
仕事はそこまで、KBCシネマへ走って!
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5/17〜 アメリカン・アニマルズ
クリント・イーストウッドは『15時17分、パリ行き』で本物の被害者を劇中に登場させたけれど、こちらは犯人たちの登場です。個性溢れる若手注目俳優を起用し、初の長編ドラマ作品に挑むのは、ドキュメンタリー出身監督・バート・レイトン。もう一度いいます、バート・レイトン。予告映像からも、観といた方が良いオーラ、溢れてます。
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5/17〜 コレット
ベルエポック時代のパリ。ココ・シャネルに愛され、オードリー・ヘップバーンを見出し、時代を作った女性文学者の自伝がキーラ・ナイトレイ主演で映画化されました。全女性は劇場へお並びください。
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5/18〜 芳華 Youth
本国中国で、わずか1ヶ月の間に興収230億超。パワーワードすぎてあまり頭に入ってきませんが、とにかく大大大ヒット、ということです。
「愛」よりも「恋」に気恥ずかしさを感じるようになったのはいつからでしょうか。青春の瑞々しさと純粋なきらめきを、時代の残酷さと共に描き出すという本作。鑑賞後のスケジュールは大きめに空けて、美しく深く、切ない余韻を。
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5/18〜 RBG 最強の85才
『アベンジャーズ』は終わったし、現実世界に『キャプテン・マーベル』はいないけれど……。でも大丈夫、この世界にはRBGがいる!
ルース・ベイダー・ギンズバーグ。女性とマイノリティの権利発展に努め、85才となった現在も現役の米最高裁判事。RBGを知ることは、女性とマイノリティの歴史を知ること。先日公開され、RBGの学生時代〜弁護士になるまでを描いた『ビリーブ 未来への大逆転』(ユナイテッド・シネマなかま / ユナイテッド・シネマトリアス久山にて上映中)と併せてどうぞ。
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以上、5月第1〜3週までに福岡で公開される作品から、福岡映画部がオススメする10本をご紹介しました。注目作品は、定期的にご紹介していきますので、どうぞお楽しみに!